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冬の旅

アニエス・ヴァルダの1985年の映画『冬の旅』は、ナタリー・サロートに捧げられていた。ナタリー・サロートの名前が冒頭でスクリーンに映しだされたけれど、字幕はつかなかったし、あまり注目されてはいないのだろう。この作品は私ははじめてみたが、この映画とサロートの文学がどれほどまでに強い結びつきがあるのかということがよくわかった。だから、自分なりにきちんと文章にしておきたいと思った。

 

『冬の旅』の上映後に、シャンタル・アケルマンの上映の回ぶりに、映画研究者の斉藤綾子さんのトークを聴くことができた。うれしかった。いつか機会があったら勇気を出して話しかけてみたい。

 

それにしても、一昨日から体調がおかしいのが解消しないままで、今日は貴重な日曜の午後をベッドのうえで過ごした。たまにはこういうことがあってもいいか。夜もできれば早めに休みたい。

 

注文していた来年のカレンダーと手帳が届いた。

手帳は、いつぶりかにサイズを変えた。たぶん2015年ぶり。メーカーは同じで、midori の MD ペーパープロダクトシリーズ。midori という会社は、子どものころ、商品に書きこまれたその名前をよく眺めていて、幼心に憧れていた。帰国してから midori の MD シリーズを愛用している。ツバメノートもとてもすきで併用しているけれど、MD ペーパーもすきだ。MOLESKINEの罫線ノートもとてもすきだ。MOLESKINEは、私にとっては日本語を書くよりも、どちらかといえばフランス語で書くときにそのよさがいちばん発揮される。

 

MOLESKINEといえば、リュックもとても気に入っていたのだけれど、使い古してしまった。ちょっとめずらしいはっきりしない色が気に入っていたので同じ色を探したけれど、もうつくっていないのか、紺やクロなどはっきりした色のものばかりで、見つからなかったので、今は別のブランドのものを使っている。

 

明日はそれほど早くない。

だけど、今日は早くやすむのがやっぱりよいような、そんな体調。