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  ぱ か ぱ 〜 じ ゅ 📖

Everyday you are my angel

 

1月最後の日。

 

朝から病院で検診で、そのあと、元気をだすためだしまあいいか、とわりと大きなハンバーガー(隠さずにいうと、チーズバーガー)をたべ、午後にはおやつに草もち(あんこ入りのよもぎ饅頭というようなもの)をたべ、夜においしい鍋をたべたあと、またもやおやつ(シュークリーム)をたべた。合間合間にみかんもふたつ。食事には目をつぶるとして、おやつ、たべすぎ。元気をだすどころか、糖分をとりすぎて病気にならないように気をつけないと。

 

 

今日は締切がいろいろと重なってしまったけれど、なんとか、ついいましがた、落ちついた。

 

 

何の証拠もないのでだれにも信じてもらえない気がするけれど、一昨年の手術以降、記憶力がおかしくなった気がしてならない。おかしく、というか、まあ、弱くなった、といったほうがはっきりしていて好感がもてるかも知れないけれど(だれからのだ)。違和感はピーク時よりは落ちついてきたものの、ときどき不安になる。さっきも何かが思いだせなくて、頭のなかをくるくるさせたけれど、今となっては何のことだったかも忘れてしまっている。

 

 

いろいろ忘れてしまうのに、なぜ今それを、という記憶がよみがえることはよくあって(シャトーブリアンには敵わないとおもうけれど、私は幼いころの記憶らしきものが多くあるほうらしく)、なんだか今日は、みゆきの歌だった。みゆきというのはあだち充の漫画の「みゆき」だ。漫画にわれながら早熟すぎた私は、かなりの幼少期に『みゆき』全巻を与えられてそれを読破し、しかもそれを(おそらくは子どもに特有のすさまじい集中力をもって)繰り返し読んだということもあって、テレビアニメの放送にはクールに構えていたものだった。

 

さてところで、そう、気づくと私は、「みゆき〜 you are my angel」と歌いだしていたのである。「想いで〜が〜いいっぱい」ではなく。子どものころにわからなかった歌詞は、わからないままに、歌っていた。検索してみると、歌詞は阿木燿子で、たいへん有名な作詞家であった。そうか、宇崎竜童の妻であるらしい。知らずに恥ずかしいが、相当に有名なのだろう。

 

そして「みゆき〜」と歌った歌詞はテレビ・ヴァーションのみで、「みゆき〜」で検索してみつかった歌詞は「みゆき〜」ではなかった。そうだったんだなあ。

 

1983年とあるから、やっぱり私の幼少期の記憶力は案外なかなかに立派なものなんじゃないかと思うけれど、まあ、うたっていうのはきいていれば覚えていることもある、そういうものかもしれない。

 

検索したことはさておき、とにかく今夜はそうやってとつぜん歌いだしたのだから、まあ元気ということだ。