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  ぱ か ぱ 〜 じ ゅ 📖

のにの告白

 

また更新しないままに3日経ってしまった。

いつもみているほかの方のブログさえほとんどみていない。

 

ひょっとして、忙しいのか、私?

という感じだけれど、たいしたことはないのだ。

 

 

 

ところで、

 

私は専門家としてフランス語をあつかって、フランス語を教えることで生活してきたし、今もそのおかげで生活ができているし、仕事ができている。そのために留学もしたし、できる限りながく留学先のパリに居つづけたかったので、ひどい暮らしだったけれど最長期間をパリで過ごした。たいへんだったけれど、ちゃんと暮らせたし、フランス語で論文も書いているのだ。

 

 

……のにだ。

 

それなのに、だ。

 

 

私は信じられないくらいフランス語会話ができないのだ。

 

それはもうひどいコンプレックスで、はっきり言って内心毎日苦しんでいる。

 

 

 

イギリス人監督トム・フーパーの映画に『英国王のスピーチ』(2011)というのがあるけれど、あれ、ほんと、わかる、といってみると、あまり覚えていないことに気づくわけだけれど(もう一度みたい)、とにかく、あれくらいどうしようもない。

 

 

 

授業でははっきりいってごまかしている。簡単なフランス語スピーチを披露することはもちろんある。あるけど、じつはガチガチのドキドキで、学生たちに見抜かれているんじゃないかとビクビクしているくらいだ。

 

 

仕事だから学生相手にフランス語での面接をやることだってある。だから、そういうときも話す。だけど、じつはそう、やっぱり同じくガチガチのドキドキで、内心泣きながら逃げ帰りたくてたまらなくなるのだ。ほんとうに、われながら、どうしようもない。

 

 

同じようなキャリアをもつ研究者たちは、ほとんどの人が、私から見ると何不自由なくフランス語を話す。どうせみんな英語どころかイタリア語だってペラペラなんだろう、と勝手に思っている。凄まじい劣等感である。

 

 

 

 

 

……で、さいきん思うんだよね。

このままだと、一生苦しんで、ずっとその状況から逃れられない。

 

(いや、人は変われないでしょ、という人もいるだろうけれど、変化というのはあるとおもう)

 

 

 

 

…というわけで、自分なりに、どうにかしようと思いました。

 

 

 

 

がんばります。