前の更新から、およそ10日ほどかしら。
気づけば連休。授業の準備と、あとはまとめて事務仕事を片づけるばかりで日々が過ぎてしまったよ。どうしようもない。
手術のせいにしている脳の鈍化も、努力不足で改善されない。今朝など、目黒の文字を見て、目黒って、なんだっけ、目白はわかるけれど……と混乱してしまう。
そんな日々だけれど、とにかくみたい映画のめじろおし。そうか、目白はめじろおしの目白でもあるのか。調子よく毎日映画を見に出かけられるようにしたかったので、今日もいつでもでられるように早起きして、朝からお化粧までして出かけられるような服を着て、そのうえで事務書類の作成に取り組んだ。それなのに、一体何時間かかっているんだ、気づいたら夜の9時であるから、映画は断念。映画館へ行けなかったらDVDで見ようと思っていた古典映画があったのだけれど、それもみなかった。
今度公開されるホン・サンスのフライヤーを入手した。
ゴダールは、ようやく『パッション』と『カルメンという名の女』をみにいって、やっぱり今回は一つも見逃したくないと思った。きもちが挫けないようにしよう。『パッション』のショートカットのユペール、はじめてみたときはユペールを知らなかった。ずいぶんまえだ。どこで見たかも思いだせない。どこかの映画館で見た。『カルメンという名の女』はスクリーンでははじめてなので感激だった。それまでみてもみてもなんだかよくわからず、昨年もそうやってみていたのがよかったのか、今回はじつはスクリーン上のなにひとつみないところはなかった気分になってしまった。もちろんただの気分だけど。またみたい。
そして、ちかごろことあるごとに、将来スイスに住めたらいいかもな、とおもうようになった。思うだけだけど。
ちょっとまえに『すべてうまくいきますように』で、久しぶりのオゾンをみた。ふり返ると素晴らしい映画だった。オゾンの中ではすきな方だ。アンドレ・デュソリエはやっぱりすばらしい。そしてソフィー・マルソーは今もすてきだ。
さっきからずっと風の音を聞いている。
ずいぶん強くふいているような気がする。
今、頭がとっても痛いことに気づく。
もう休みます。