兎月最中 🐇

早朝、軽めのマフラーをくるっとまいて出かける。

電車に乗って次の乗りかえとなるころには、うっすらと汗ばみはじめる。そのままにしておくと、あっというまに汗びっしょりになってしまうので、このタイミングで、マフラーをはずしてまるめるようにたたみ、お腹に抱えたリュックをあけて、くるっとおしいれる。

土曜なので早朝でも車内は満員ということはない。でも、暑くなってしまう。

高血圧な気がしてすこし心配になったので、気をつけようとおもう。高血圧なんて自分には関係ないものとおもっていたけれど、どうなんだろう。気のせいかな。

高血圧には胡麻麦茶がよいらしい。

おやつの食べ過ぎに気をつけよう。

さっきは最中をたべた。もなか、今年から、はやっている。

きんじょにたまたま売っていたのを買ったものだったけれど、ラベルを見たら世田谷にある「まほろ堂」という和菓子屋さんの最中だった。求肥がはいっていておいしかった。

すこし甘味がつよいと感じたのは、うさぎやの味にすっかり馴染んでしまっているからかもしれない。

うさぎやといえば、もちろんどらやきだけど、ああ、兎月最中のすばらしさ。

……と綴りつつまぶたがおっこちてきた。