今年度の土曜の授業の最終日。山手線の外回りが渋谷駅の工事で明日まで止まっている。
夜の総武線のホームの三鷹方面の反対側がしんとして、明け方や真夜中の終電後のホームのように灰色だった。
先日、国立西洋美術館で開催中の「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」に行った。かけこみのつもりで行ったので、ひどく混んでいるかと思っていたけれど、思っていたほどではなくて、わりとゆっくりと見ることができた。すごくみたかったものがみられて、ポストカードでばかり眺めていてずっとみたかったパウル・クレーの何枚かの絵が並んでいるのをみつけると、こころが踊った。
いろいろ思考が回転して忙しかったのはピカソの何枚かの絵。
さらには、常設展内では「版画で「観る」演劇 フランス・ロマン主義が描いたシェイクスピアとゲーテ」もちょうどみることができた。