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  ぱ か ぱ 〜 じ ゅ 📖

コロにゃん 🐈

更新期間がひと月あいてしまった。……

 

月末にまさかのコロナを患って先週末(一昨日…)に復帰。コロ難である。

 

もっとも復帰の前後はとうぜんながら家で仕事をあれこれやらざるをえないけれど、発症後は、あっというまになにもできなくなって果てた。

 

 

 

これをよんでくださっているあなた、どうかお願い、コロナには絶対ならないでください。コロナおそるべしです。

 

 

 

 

かつて足を痛めたときに(妹の結婚式で過労状態のままハワイに飛んだところ到着前に足がうごかぬ人となった……海を見ずに入院して滞在期間は延長、海をみずして帰国)一週間休講にしたということがあって以来の大型休講。……不覚。

 

休講は、自分で自分の首をしめることになるのだ(あたりまえだが仕事が積もり積もる)。

 

感染経路はもちろんだれにもわからないけれど、ともかく会うのを自分だけ三年間がまんしていたメンバーに、たのしく会ったらコロナになったので、三年我慢しておいたのはよかったとおもった。三年間のあいだにコロナにかかっていたら、自分は今回のような症状では済まなかっただろう。友だちには会いたいが……背に腹は代えられないのだ。

 

風邪でもいちどかかると人より時間がかかるのが困ってしまう。免疫力というのが低いのだろう。

 

今回は、血圧があがったのがつらかった。今日あたりでようやく落ちついてきた。

仕事が積もり積もったのがつらいけれど、ここ数日で少しだけ片づけた。

 

そういえば、コロナになっていると自覚せずにいた日に、なんとなく不調だとおもいつつぐったりとしながら大学に行く途中の電車で、見た目は大学生風だが痴漢とおもわれる男が隣に座った。膝の上に立てた大きなリュックで両腕を隠して、そのすきまで腕を折り隣の人の腰をつついて迫ってくるパターンだ。膝に立てたリュックが、女性の膝の上に立っているリュックと並ぶと幅の広い壁となり、外からは様子が見えなくなるのだ。

 

ぐったりしているから、立つこともできない。そうはいっても、わたしなどは痴漢にあう年齢をとうに越えているわけで、いうなれば経験があるから、ずっと横に座ったままぐったりしつつも、ただちに立てていた自分のリュックは膝に倒して、外から自分の上半身が見えるように整えた。そして、すぐに横をむいてじっとその男のお顔を見てさしあげた。それだけでも被害は免れるものなのだ。こちらはもう中年だし(この日は我知らず、よほど弱っていたのだろう、このあとコロナを自覚することになった)。

 

しかし、いまおもいだしても、あれは痴漢だな。風貌は学生にしか見えなかったけれど、痴漢は本当にうごきがおかしいものである。だからといって、けっきょくは曖昧だから、ちょっと、あなた痴漢でしょう、とは言えないし、決定的な証拠はない。犯行直前の痴漢というのは、それくらいあきらかであると同時に曖昧なのだ。とにかく嫌な気持になる。おもいだしても気分がわるい。

学生たち、被害にあいやすい季節だから、注意喚起しておこう、とおもったけれど、復帰の日の三コマは、フタコマ連続の講義に集中しすぎてすっかりわすれていた。また来週だな。

 

久しぶりの更新でまさか痴漢の話をするとは。

 

学校教員が生徒にいたずらをするニュースもあいかわらずあとをたたなくて、痴漢も同根であろうし、けっきょくどん詰まりの日本社会の病理なのだろう。コロナから復帰してみてみまわしても、あいからわず、どうしようもない世の中である。

 

 

久しぶりの更新に、なんだかぼやきすぎてしまった。

なにはともあれ、早く体調を整えたい。

 

 

病みあがりに映画『プチ・ニコラ パリがくれた幸せ』をみた。なんということもないフランスのアニメーションらしい素朴な内容なのだけれど、みおわったあとに、なんだか泣けてきた。