今夜はスケジュールを詰めこんで、ユスターシュのドキュメンタリーをみた。『ペサックの薔薇の乙女』(1968)と『ペサックの薔薇の乙女 79』(1979)。今日はお昼まえにちょっとしたことでつい人さまに不信感を抱いて、それに心がとらわれてしまうというようなできごとがあって、そんな自分にすこし塞いでいたけれど、映画をぼーっとみているうちに、心の霧がすこし晴れていくのを感じて、見終わると、たしかにいくらかきもちを立て直せていた。
私はひととのかかわりが、のびのびしているのが好きだ。
互いが尊重し合って、性別にはとらわれず、目上の人には敬意をいだきつつ、対等でいられる環境が好きだ。自分なりにそのような環境をつくりたいと思ってさえいる。
でもそれは、ほとんどの社会で通用しないのかもしれない。
そんなことはもちろん知ってはいたけれど、ほんとうにそうなんだろうから、ざんねんだ。
でも、私は勝手にすぐにのびのびしてしまう。
いつも人一倍緊張しているというのに、矛盾していて自分でもとても不思議だ。
そんな話
* * *
パコさんがシャワーヘッドを交換してくれて、シャワーヘッドのホルダーがゆるんでいたのも、手配してくれて不動産屋を通して業者のひとが修理してくれたから、とてもきもちのよい状態になってありがたい。くつろぐシャワーになった。同時期に、エアコンのクリーニングも、よいタイミングですぐに手配してくれた。パコさんは生活感のない人だとおもっていたし、じっさいそうだったのかもしれないけれど、今は、それどころではない。感心しきりである。