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鏡の女たち

一日にいろんなことをする、というのがさいきん続いているような気がする。それは、自分にとってはとてもよいことかもしれない。「ひとつのことしかできない」といったおもいこみをすうっととりだして手放してみたというわけだ。

 

 

おもいこみのがんじがらめは、いつだって足枷になる。子どものころに気づいたけれど、おもいこみのがんじがらめを手放すことが、自分勝手に突き進むことであるようにおもえて、そのおもいこみにがんじがらめになって大人になった。それでも、大人になると、ここぞというときだけ、自分に許すようにしてがんじがらめを手放してみたりするようになった。うまくできるときと、できないときとあった。

 

 

 

 

 

 

さいきん、もののみかたが、どんどん変化してゆく。

 

 

 

 

 

 

 

一日にいろんなことをすればするほど、一日により多くのいろんな本が読める。

それはすばらしいことだ。

 

 

 

 

 

 

 

吉田喜重監督も亡くなってしまった。

『鏡の女たち』(2002)の場面を先日なぜか地下鉄のホームで思い出していたところだった。

 

私はこの映画をレンタルでみたのだけれど、2002年のものだとは知らずに見ていた。もっとずっと前の映画だとおもいこんでみていた。この映画は、いくつもの場面がはっきりと思いだせる映画の一つだ。なぜかはわからない。

 

たまには、なぜかをかんがえてみよう。