24日の授業が終わってからというものの、夜になるとすぐにまぶたが落っこちてくると思っていたら、今日は朝からずっと、右目上まぶたがぴくぴくしている。あげく、なにもできずに横たわったりして、時間が過ぎていった。ここのところ頭痛も続いていて、カロナールの服用が続いている。
仕事も読書も手につかず、どうにもならないので、ちょうどよいと思い、来年のカレンダーにスケジュールの書きこみをした。ささやかながら、これは毎年恒例の年末行事のようなものだ。台所の壁に貼る、パコさんと共通のカレンダーだ。以前ここでも話題にした、midori の MD シリーズ。
戻ってきていた原稿の校正だけはした。今年はとある出来事があって、複雑な心境で仕上げることになった原稿となってしまったし、すぐれた論文にはほど遠いけれど、……いやいや、うつむくな、と気を取りなおしたりする。書くには書いたのだから、いいじゃないか。これでもがんばったんだから、つぎに進むことだ。
……自分で「がんばった」などというと、やっぱり具合がわるい。いや、ひょっとして、この性格をまず捨てた方がいいのではないか。
振りかえると、コロナでやっぱり自分もうつうつしていたのかもしれない。明日、久しぶりに友人たちと会えるのがとてもうれしい。「忘年会」だ。前にいつものおなじメンバーで会った時、「とある出来事」の真っ只中で密かに絶不調だったことを詫びたい気持もあるけれど、そんなこと、わざわざ語って聞いてもらったりするのは野暮かしら。
こうしていてもメがぴくつく。
早く寝た方がいいのだろう。
ああ、でもなあ。時間を寝て過ごしてしまうことを勿体なく思う。これがよくないらしい。
今年は秋以降、睡眠が上手く取れないことが多かった。4時間寝ていない日がほとんどじゃないかな。きっかけは、「とある出来事」のダメージのせいだった。これについての詳細はここではまだ上手く語れそうにない。レイによって傍目には大したことではないかもしれないけれど、自分にとっては書くことを巡る、とてもだいじな出来事だったような気がする。
それでもここ数日はよく寝ている(まあ、比較的……)。
睡眠不足でパコさんに心配をかけてしまった。
そんなこんなで、今年はけっきょく、たくさん寝るという目標の達成はイマイチできなかったけれど、来年は、なにがなんでもたくさん寝るように努力しよう。
それから、絵をかいていない。ぜんぜんかいていない。ぜんぜん。いや、壁に貼っているカレンダーには毎月何かしらかいているから、それだけが救いか(救い?)。それ以外はぜんぜん。来年は絵をかこう。その方がきっといいから。
渋谷のイメージフォーラムでセルゲイ・ロズニツァ監督の『ミスター・ランズベルギス』が公開されていて、『バビ・ヤール』の半券があると割引になるという。映画の半券は、いつも取っておいて揃っているのに、どうしたことか、『バビ・ヤール』だけ半券がない。見終わったあと茫然としていたからなくしちゃったのかなあ。
きのう、お酒の力もあってか、お金がスッカラカンになってもいいからパリ行きを強行したくなった。でも、一夜明けると、すこし冷静になってしまう。お金がすっからかんになってはこまる。
パリへ行くといえば、Netflixのドラマ「エミリー、パリへ行く」が気づいたら3シーズンがはじまっていた。2シーズンからパリを描く内容の充実度がかなりあがって(変化して)いると感じたので、3もきっとさらに精度を上げてくるのではないだろうか、どうかな。
メはピクつくけれど、こうして綴っていたら少し元気が出てきた。